皆様、はじめまして。
ファンファンラーニング株式会社の代表、山中と申します。
本記事は、前編記事の続き(後編)になります。
弊社は、ミントフラッグ株式会社と共同で「日本にいる子供達を英語ぺらぺらにする!」をミッションに掲げて、英語をもっと好きになってもらえるよう、英語を活用した学校劇や、英語学習の方法、アプリの提供などを行っております。
産学共同で事業を行っており、
合計40000名を超える子供達に
英語劇を観劇いただいております。
プロジェクションマッピング×ミュージカル×英語を組み合わせた学校劇は、ITとエンターテインメント制を融合。大人から子供まで幅広い層までお楽しみいただける人気の学校劇です(一般公演も数回行っております)。
目次
なぜ、今オンライン英会話サービスなのか?
❻英語教育のこだわり
❼体験と発見の場作りのための 試行錯誤
❽自分の成功を社会に合わせるな。成功は自分で決めろ
❻英語教育のこだわり
Q.山中さんがこだわっているその体験や考えは、別に英語学習でなく、それこそ学習塾とか、スポーツとかでも同じ価値観が提供できるのではないでしょうか? あえて英語にこだわる理由は?
山中:
理由はいくつかありますが、1つは自分自身がアメリカのキャンプで体験したことですよね。英語と異文化と未知の体験。そこで私の価値観や考えは180度変わりました。
2つ目は大学時代のボランティアです。大学時代のボランティア、場所は日本でしたが、やはり英語を通して同じように学びたい人や、世界に興味を持っている人同士が集まっていました。そこでは知らない人同士がコミュニケーションを取って生活をしましたが、英語という共通の目的を持って、世界や文化、考え方の多様性などに触れていくことができました。それは私だけではなくて子供達もそうだと思っています。
自分は、英語がきっかけで人生が大きく変わりました。英語はコミュニケーション大きく変わった人生だったように思います。日本を飛び出す体験、日本だけはできない体験や発見ができるんだと気づいたことですね。
そして3つ目は仲間。学生の頃、1番影響をうけたのはお友達からだったりしませんでした?仲間と一緒に笑ったり、取り組んだ経験って一生忘れないと思うんですよね。
異文化に触れることで自分すら気付いていない自分に気付けますし、180度人生が変わる。仲間も見つかり、自分の可能性が大きく広がると思っています。それをアシストする。それができるのが英語だと考えています。
できれば国内、海外含めて合宿やキャンプができたらいいなと思っていますが、今はコロナもありますから、どうしても難しいですよね。でも、日本にいながら、私が経験できたようなことが経験できる場所やサービスを提供したいと思って、今活動をしています。
今年にサービスを開始した『マグナパーティ』というオンラインサービスが、英語を通して体験と発見が自宅にいながらできるサービスだと思っています。
❼体験と発見の場作りのための 試行錯誤
Q.ファンファンラーニングでは小学校での英語劇や、ヒーローズジャーニーと呼ばれる英語体験サービスもトライアルで行っておりますが、それらのサービスも同じような思想がある?
山中:
そうですね。そこでも一貫していて子供たちが体験と発見をしてもらうことを目的にして行っています。そういった機会を少しでも多く提供できたらという思い、ここが1本筋が通ってるところだと思っています。
『マグナとふしぎの少女』の英語劇は、学校の体育館などで行いますが「英語って面白いんだよ」という発見をしてもらうための活動ですし、「ヒーローズジャーニー」というサービスでは実際に小学生中学生のお子様に、実際に海外でホームステイしてみようというプロジェクトです。
Q.英語劇の感触は小学生にはどうでしょうか?
山中:
実施した学校ではとても好評をいただいており、すでに延べ40000人以上の方に視聴いただいております。『マグナとふしぎの少女』はプロジェクションマッピングを使って、映像の演出を行いながら、実際の役者さんが英語も使って劇をする演劇ですが、大人も子供にも人気で、一部では先生にも熱狂的なファンがいらっしゃいます。本来ならば学校講演で全国1年中飛び回っているのですが、今年はコロナで中止が多くとても残念です。
Q.ヒーローズジャーニーもとてもチャレンジャブルな企画ですね。小学生からホームステイとはかなりハードルが高そうな企画です。
山中:
そうですね(笑)。「ヒーローズジャーニー」のコンセプトは、行く前には気づいてなかったような自分に気づいてもらえたらっていう、その実体験と発見をしてもらいたいという思いで立ち上げた企画です。
こちらも今コロナの影響でできていませんが、かれこれ2年前ぐらいになりますが、公立小学校に通う小学2年生の太郎くんという子にオーストラリアに1週間ホームステイに行きました。私も現地に行ったのですが、日本の小学校にはあまり馴染めていないお子さんで、大人しい子でした。
英語もほとんどしゃべったことのないお子さんだったので、ホームステイにいく前にガイドブックなどを作って、話したいこととか、挨拶などを1冊にまとめて持って行きました。
ホームステイをしながら、現地の小学校に通ったのですが、どうやら学校が楽しかったようで、私もその様子にビックリしました。その小学校は、イタリアの「レッジョ・エミリア」式の教育法を導入している学校ということもあり、黒板も教室も、カチッとした時間割もなく、科目を個別に学ぶのではなく、作品作り等、プロジェクトを通じて学んでいくスタイルでした。「おんなじ勉強でも日本とオーストラリアで随分違う」そんなことを言ってくれました。
「マインクラフト」とか、大好きな恐竜の話題でコミュニケーションしながらお友達になっていく過程とか、最終日にオーストラリアの学校で「Taro ! Taro!」とクラスメートから呼ばれて一緒に遊んでいる姿は本当に感動しました。
英語ができなくても自分なりに何か単語をつなげたりして、恐竜用語だけはとても流暢な発音で話をしていたりとか。
太郎くんはオーストラリアで友達なんてできるなんて思ってないと思ったのですが、それこそ最終日は、同年代のお友達でお互い泣き合って「帰らないで」って言い合うような仲にまでなっていました。
海外に友達ができる、なんて自分でも想像していなかったと思うんです。でも、一歩踏み出してみたら、想像していない展開になった。多分もう彼は海外へいくことへの恐怖心がほとんどないんじゃないかと思います。
そして勉強の英語だけでなく、コミュニケーションとしての英語を伝えていきたいと改めて感じた経験でもありました。
❽自分の成功を社会に合わせるな。成功は自分で決めろ
Q.今までのお話では幼少期や学生時代の経験談が多いですが、大人になっても同じような体験はできるのでしょうか? 大人だからこそ知っておくべきこととかはありますか?
山中:
体験自体は大人になってもできると思います。でも、大人になってからはその体験や発見も大事ですが、なにより海外での本当の姿を知って欲しいという点もあるかと思っています。
例えば自分は中国に長く住んでいたので分かるのですが、海外の状況と日本で報道されているニュースや情報に差がありすぎるということでしたね。あるいは、偏った情報だけを得てしまって、これが今の世の中なんだなって決めつけないで欲しいと言うことです。
たとえばよく言われているのが、「中国人は日本人が好きではないとか、仲が悪いとか」よくそう言うような情報やニュースがされることがあります。
けど私の周りではそんなことは全然なくて。周りにいる中国の方はみんな優しいし、親切だし、面倒見がいいんです。日本人だってことだけでいろいろなところに案内してくれたり、お酒の飲み方も教えてもらったこともあります。お食事の仕方、挨拶の仕方、ビジネスの仕方、子育ての仕方もそうだし、とにかくあったかい人たちでした。でもそういうことって全然日本では報道されないんですよね。
日本で見えているものと、実際のものが随分違うな、と学ぶことがすごく多かったのも中国生活の一例でした。
Q.日本の情報が全てではないということですよね? 価値観や文化の多様性だけでなく、現地の本当の姿を知ることもまた体験と発見であると?
山中:
どうしても日本にいると、日本で起きてることや、目の前に起きてることが世界の全てだとどうしても思いがちだと思います。あわせて日本の常識に合わないと、どうしても常識外れだと言われたり、仲間外れにされがちなこともまたありますよね。
勉強一つにしても、学校の成績がよくないと、例えばですが「自分は何か勉強ができないんじゃないか?」と思い込んだり、叱られて落ち込んだりとか、いい大学入れないよとか言われたりするとこともあると思うんですよ。
でも「本当にそうなの?」と。「ヒーローズ・ジャーニー」の太郎君の話をしましたが、自分に合う学び方は日本ではなく他にある、というだけかもしれない。
学校の成績だって、日本の常識に沿った尺度ではかれるものを測ったにすぎまないですよね。その尺度が自分に合わなかっただけかもしれない。
Q.それは性格的なことも当てはまりますよね?
山中:
例えば、ひょうきんで馴れ馴れしい人は日本では「うるさい!」って言われるかもしれないけど、海外にいくと「君とてもユニークだね!」って言われたりだとか、日本で窮屈だったものが、世界に出たらすごいって言われることって凄くあります。
「社会に自分の成功を決められる」なんておかしくて、成功は、自分で決めちゃえよ」って、私は思うんですよね。
働き方、子育ての仕方、男女のあり方、だってそう、日本の常識で作られたものにすぎません。でも、他を知らないと、それが違うんだ、自分はそうじゃない道を選ぼう、そんな風にはなっていかないと思うんです。
そして、英語がその障壁になっているなら、そんなのさくっとやってしまおうよ、と。そんなに難しくないから、そう思っています。
「英語なんてそんなに難しくないよ。私たちと一緒に、仲間と共に体験と発見をしながら、英語できるようになっちゃいましょうよ」というのが私の考えることです。それを実現できるのが「マグナパーティー」そういうふうに思っています。
もっとたくさんの方に英語という武器や道具を身に付けて欲しいんですね。私たち日本人の可能性を引き出せるめちゃくちゃ協力な武器だと思っています。それができるツールだと思う。発見や伝わったときに喜びを感じる、感情を巻き込んで英語を使っていくことが大事だと思っています。
➓英語なんて難しくない
山中:
今まで日本で英語ができるようになる方って、帰国子女の方だったりだとか、ご家族か海外にいらっしゃったとか。頻繁に海外に行く機会があったり。あとはインターナショナルスクールに行かせてもらえるとか、そういう環境の方が多いと思っています。
それはすごく素敵なことだと思いますし、恵まれた環境だなと思いますが、英語は一部の方だけのものではなく、もっとたくさんの方ができるようになったら素敵だと思いませんか?その武器を日本にいながらにして、インターネットを使って習得して、世界のどこにでもアクセスしてほしい。
Q.「マグナパーティ」はどんな生徒やがいるのでしょうか?
山中:
生徒は日本全国にいらっしゃいます。京都、沖縄、長野、東京からいろんなお子様が参加されています。「マグナパーティ」がなかったら、お友達になれなかったようなお友達と、インターネットを経由してお友達になって、その仲間と一緒に英語を学んでいます。
学ぶというよりは「使う」感覚に近いと思っていますが、使っていくうちに仲間もできてくるし、英語も身につけています。一般的な英会話スクールとか英語学習とは違う、楽しみながら、自分自身を発見に繋がるような体験ができています。
Q.「マグナパーティ」の特徴やこだわりはありますか?
山中:
その場で感情を伴うような体験。例えば、感情を巻き込む喜びや笑いなどを意識しています。もう子供たちが外国人の講師が一緒に笑顔になりながら楽しんでいるんですよね。
なんでそんなふうにしているかというと、人間は感情が動くと記憶に定着するんですよね。私も英語を使うことで発見や喜び、相手に伝わったことが楽しくて、英語を学び続けることができました。そこには感情移入がとても大事で、シンプルに「なんかすげえ!」とか「かっこいいな!」とか憧れがあったりすることも重要だと思っています。それ以外では、「びっくり」とか、サプライズの要素や、笑顔、笑いが起きるような、感情豊かになれるような要素を意識して取り入れるようにしています。エンタメ系Englishといいますか、エンタメEnglishのようなイメージでしょうか。
世界に目が向く、多様性ある講師陣
Q.「マグナパーティ」の講師陣も特徴があるとお聞きしました。
山中:
そうですね、教えられるプロというところもありますが、とにかく子どもが好きで、ユニークな方にのみ参画をお願いしています。例えばピースボードという世界各国を回って英語を教えてきた先生とか、教えない英語を教えてきた人とか。アフリカ文化の紹介活動しながら癌細胞を研究しているサイエンティストもいたりとか。子供たちが「この人、(人として)面白い!」って思ってもらえるような方が集まっています。
Q.多種多様な講師陣がいる理由は?
山中:
日本では、アメリカ、カナダ、オーストラリア等へのネイティブ信奉があるように思いますが、実際に社会にでたら、いろんな英語があるよ、と。シリコンバレーにいけば、インド人の方にあふれているし。マグナパーティ では徹底的にリアルに、世界中の人たちを知り、コミュニケーションできるようになって欲しい。だからこそ、いろいろな先生等に参加してもらっています。
世界中の人がコミュニケーションできるように、今すぐ学んで欲しい
Q.山中さんは今やご結婚されてお子様もいらっしゃると思いますが、英語学習を小さい頃から初めておくメリットはどうお考えですか?
山中:
子供たちがこれからどういう時代を迎えていくかを考えてみると、いくつかキーワードが出てくると思います。
日本は、人口が減り、これから日本人同士だけでの仕事は激減すると思うんです。そんな時、世界に出て行くもよし、日本にいながらでもいいと思いますが、お家にいながら世界中の人たちとコミュニケーションをして、AIではできない新しい価値を生み出していくこと、世界中の人と一緒に仕事をするのか。それが問われてくるだろうと思うんですよね。
世界中に仲間を作っていける人が価値を作っていける時代になると思うんです。だからこそ、英語はより必要になります。自動翻訳などではできない、特に、いかに仲良くなったり、仲間を巻き込んだりしたりできるか、そのコミュニケーション力が問われるようになると思っています。
だからこそ、マグナパーティでは、英語学習塾ではなく、英語を使ったコミュニケーション力をつけていく場としています。
大丈夫です。英語なんてむずかしくありません。
日本中のすべての子供たちが英語を使いこなし、日本中の子供たちが世界中に仲間を作っていく、そんな時代になったらワクワクしませんか?
これからの時代を生き抜いていかなければならないお子さんたちに、英語は本当に素敵なプレゼントになるはずです。
オンライン英会話サービス『マグナパーティ』
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ファンファンラーニング株式会社
代表取締役:山中 裕斗
事業内容:英語学習プログラムの開発、英語ワークショップの企画・運営、英語学習グッズの企画・販売等